最近では、愛犬は室内で飼っている方が多いですが、そういった室内飼いをしているご家庭の悩みの定番は「犬の抜け毛」に伴うものではないでしょうか?
今回は抜け毛の少ない犬について、ご紹介していきます。
犬の毛の仕組み
犬の毛の生え方の種類は、大きく2種類に分けることができます。
1つは「ダブルコート」といって、肌に近いところに短く密集した柔らかい内側の毛(アンダーコート)に加え、表面には質の違う毛(オーバーコート)が二重に生えている種類。
もう1つは「シングルコート」といって内側の毛(アンダーコート)を持たない種類です。
内側の毛(アンダーコート)が大量の抜け毛の原因となります。
抜け毛の少ない犬ランキング
1位:プードル・トイプードル
プードル・トイプードルはシングルコートの犬種で、そもそも抜け毛が少ない特徴に加え、巻き毛でもあるので、毛が抜けても他の毛に絡まり、抜け落ちることが極めて少ないです。
ただし、その分他の毛に絡まったまま付着している抜け毛の除去のために毎日のブラッシングは必要です。
また、巻き毛はあらゆるものが絡みつきやすく、秋のお散歩では落ち葉や、冬のお散歩では雪が玉のように着くのでケアや対策も必要となります。
2位:ヨークシャーテリア
艶やかなシングルコートが特徴の犬種で、その毛は長く長くする伸ばし保つことが可能です。
つまり抜けづらいので伸ばし続けられるのですが、柔らかく繊細な毛なので、絡まりやすくまいにつのブラッシングはかかせません。
3位:シュナウザー
ミニチュアシュナウザー、スタンダードシュナウザー、ジャイアントシュナウザー共通でダブルコートの犬種ですが、毛の生え変わる換毛期を持っていないので、抜け毛は少ないです。
特に体の小さなミニチュアシュナウザーですと、ほとんど抜け毛は問題になりません。
小型犬は抜け毛が少ないのか
いいえ、小型犬だから抜け毛が少ない!ということはありません。
ただし体が小さいゆえに、大型犬と比べると皮膚の表面積が違いますし、当然全体の毛量も変わってきます。
なので、抜け毛があってもその多さは感じづらいということはあります。
以上抜け毛の少ない犬種をご紹介しましたが、抜け毛が少ないということは、生え変わりの周期が長いことや、絡まりやすいことが背景の特徴として持っている場合が多いです。
抜け毛がないからと安心せずに、むしろブラッシングはこまめに、トリミングも必要数はさせましょう。